第49回 光学シンポジウム
チュートリアル

第49回光学シンポジウムチュートリアルのテーマは、「異分野融合〜産と学の垣根を越えて〜」に決定しました。

第49回光学シンポジウムチュートリアルはオンライン開催となります。
オンライン講演の詳細はメニューの「講演および聴講 方法」をご参照ください。

講義日時・場所

    日時:2024年6月19日(水) 9:00〜12:00(午前の部)、
                  13:00〜16:00 (午後の部)
    開催形態:オンライン

午前の部 (9:00〜12:00)
ライダーのいろは−基礎から応用まで−

    講師:椎名 達雄
      (千葉大学 大学院工学研究院)

    略歴

    1998年 東京理科大学 理工学研究科 博士後期課程修了 博士(工学)
    1998年 和歌山大学 システム工学部 助手
    2003年 千葉大学 工学部 助手
    2008年 千葉大学 大学院工学研究院 准教授
    大気用ライダー、産業用OCT、並びに高散乱体中の光伝搬に関する研究に従事。

    講義概要

    4月上旬公開 測距と安全安心のためのハードターゲット用ライダー(LiDAR)と大気・ガス計測のためのソフトターゲット用ライダー(Lidar)、この2種類のライダーに関する基礎と応用を講義します。異なる対象を同じ測定原理でどう捉えるのか、その差異を説明します。広く遠隔光計測分野をカバーし得る内容で展開し、理論と設計、実際のライダー機器と計測データ、解析方法までの流れを述べます。

  1. 2つのライダーの原理:理論と設計の基礎
  2. ハードターゲット用ライダー(LiDAR:測距、安全安心、宇宙・産業応用)
  3. ソフトターゲット用ライダー(Lidar;大気・ガス計測、環境分野、地球物理)

午後の部 (13:00〜16:00)
フラットオプティクスのためのメタサーフェス
入門

    講師:志村 努
      (東京大学生産技術研究所)

    略歴

    1982年 東京大学工学部物理工学科卒
    1987年 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻博士課程修了・工学博士
    1987年 東京大学生産技術研究所助手
    1994年 同講師
    1995年 同助教授
    2004年 同教授
    1991年 National Research Council, Canada, Postdoctoral Fellow
    1996年 Technische Universitat Berlin, 文部省在外研究員
    2003年 l’Institut d’Optique, France 文部科学省在外研究員

    講義概要

    光の一波長程度の厚さしかないメタサーフェスが、様々な機能を持つ光学素子として注目されている。そこから薄型平面光学素子として、フラットオプティクスという言葉も生まれ、特に機能素子の一つであるメタレンズは昨今大きな注目を集めている。メタサーフェスは、様々な光波の変調が可能だが、従来の光学素子と異なり、光の振幅、位相、偏光の同時変調が可能な特徴を有している。本セミナーでは、誘電体メタサーフェスを中心に、メタサーフェスの構造、光変調の原理、作製方法、レンズやホログラフィーへの応用について、基礎からわかりやすく説明する。少し踏み込んだ内容として、メタサーフェスによる光学素子の限界、メタレンズにおける色消しの原理、振幅、位相、偏光の同時変調についても簡単に触れる予定である。

参加費用

    参加区分 参加費
    【一般】  10,000円 
    【一般】
    6/20、21に開催の、
    講演会申込済の方
     8,000円
    【学生】日本光学会 会員
    応用物理学会 会員
     2,000円
    【学生】非会員  5,000円

申込方法

    参加申込を締め切りました。

Zoomによるオンライン講義について

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問い合わせ

    E-mail: optsymp49-aud(@)myosj.or.jp

    光学シンポジウムホームページ内での、メールアドレス表記について

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